革新的な木製眼鏡ブランド「NINA MÛR」

ー「NINA MÛR」誕生の思い
眼鏡業界の常識に囚われず、大量生産ではなく、クライアントのニーズに柔軟に対応できるような眼鏡を目的として誕生した「NINA MÛR」。
デザイン性の高さはもちろんだが、さらなる持続可能な眼鏡を、可能な限りリーズナブルな価格で作りたかったとのこと。
木製眼鏡を通じて「物づくり」という真のストーリーを伝えてくれる、魂がこもったブランドだ。
ー「NINA MÛR」を生み出した2人
「NINA MÛR」は、LORENA SERRANO氏(写真:左)とDAVIDE FICHERA氏(写真:右)の2人によって、2018年、スペイン マドリッドにて誕生した。
LORENA氏は、デザインの修士号を取得しており、主に音楽とファッション業界において、クリエイティブな広告やデザインの経歴を持つ実力派デザイナーだ。「Nike Better World」や「ECOALF」など、革新的でサステナブルな企業で働いた経験があり、そこでDavide氏と出会った。
DAVIDE氏は、家具店を経営する祖父や建築家である父親をはじめ、木材やインテリアの業界に囲まれた環境で育った。
フィレンツェで建築学を学んだ後、ファッションブランド「ECOALF」にてブランド・アイデンティティの開発とデザインを担当。
その後しばらくして、自身のノウハウを生かし独立し、弟とともにマドリッド、イタリア、ベルギーにオフィスを構えるエージェンシーを立ち上げた。
現在、NINA MÛRでは生産や販売、そしてビジネスの統括を担っている。
ー「NINA MÛR」の確かな品質
「NINA MÛR」が生み出す上質な木製眼鏡は、スペインのマドリッドにある小さな工場にて一本一本手作りで製作されている。
素材は航空機にも用いられるフィンランド産の白樺材を使用しており、そこから薄く、柔軟で、耐性のある独自の合板を製作している。
さらにそれらの合板を最初からカーブ成形することで、眼鏡のフロント部分の自然なカーブを生み出すと共に、強い耐久性を実現。
その後、20時間以上かけてプレスした後、自社の裁断ソフトを用いてカッティングすることで独自の立体感を生み出した木製眼鏡を完成させている。
また、海洋合板と同じエポキシ樹脂を材料に実装することでさらなる耐久性を実現している。
このエポキシ樹脂は、優れた船舶用合板の基礎となるもので、水や極端な温度、腐敗に耐えることができるのだ。
粘性があり、耐久性が高く、同時に軽量であるエポキシ樹脂を使用することで、軽くて丈夫な「NINA MÛR」の木製眼鏡を生み出すことができたのである。
「NINA MÛR」の「NINA」はフランス語で「優しい」、「MÛR」は「成熟した」を意味する。
木製という独特の柔らかさや温かみがありつつ、その裏側にある確かな品質やものづくりへの熱い魂を感じられる「NINA MÛR」の眼鏡を是非お楽しみいただきたい。
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「NINA MÛR」