どのカラーも美しい…圧巻の丸眼鏡【Jean Philippe Joly 「Professeur」】

Jean Philippe Jolyが生み出した個性的な丸眼鏡「Professeur」。
「Professeur」=「教授」を表現しており、教授らしい「堅実さ」が伺える肉厚な丸眼鏡。
ただ堅苦しいのではなく、個性的なカラーリングやカッティングを行うことで、研究に捧げる「教授」をイメージした「情熱」や「個性」をも表現されている。
テンプル先には「教授」をイメージさせるビーカーのイラストが。細部までJean Philippe Jolyらしい遊び心が見受けられる。
また、ブリッジのキーホールと大きすぎないレンズサイズによって、ポップすぎないバランスがさすがとしか言いようがないデザイン。
どれも存在感ある個性的なカラーリングは、カラーごとで全く異なる表情を生み出している。
レッドモデルは少し朱色のような落ち着いたカラーリング。
レッドとグレーという一見ポップな組み合わせだが、掛けるとなぜかポップすぎないという…。
しかしもちろん、しっかりと存在感と個性あるカラーリングだ。
セルの赤色眼鏡となるとポップな印象が強くなりがちだが、明るすぎないグレーとのコントラストにより、堅牢な表情も見せているのがとても面白い。
是非カジュアルな服装に合わせて楽しみたいモデル。
グレーモデルは他のカラーと異なり、フロント部分はツートンではなく、グレー単色となっている。「Professeur」の中で最も顔馴染みが良く、普段使いしやすいカラーだ。
しかし、よく見ると上下に奥行きを表現する段差のようなカッティングが施されている。
また、フロント上部は艶あり、フロント下部はマット加工といった素材感の違いを独自のハンドメイドによる技法で再現。
単色の中でも細かな技術で奥行きを表現しているデザイン性は、まさにJean Philippe Jolyらしさが詰まっているモデルだ。
次に一際目を引くブルーモデル。
ここまで青々とした肉厚な生地はなかなか見たことがなく、ハバナとのカラーリングがなんとも美しい。よく見るとハバナ生地にはグリーンが少し混ざっており、独特の上品さがある。
個性的なカラーのはずだが、掛けるとどこか落ち着いたクラシックさも感じさせられる。
フロント部分はもちろんだが、横から見た際のカラーコントラストが他にはない美しさがあり、個性とクラシックのバランスがたまらないモデルだ。
最後に、こちらもなかなか目にしたことがない鮮やかなグリーンモデル。
このグリーンモデルは、毎年フランスで開催される「眼鏡のアカデミー賞」とも言われている「Silmo’dor(シルモドール)」にて、2021年ノミネートされたモデルである。
「レトロポップ」を感じさせる淡いグリーンカラーが、どこか懐かしく、でも斬新な新しさをも感じさせる「特別感」が魅力的。
淡いグリーンと深みのあるグリーンといった色の濃淡や、敢えて濃いグリーンはクリア生地を用いる素材感の違いによって、他のカラーとは異なる奥行きを表現している。
掛けることでより「立体感」が生まれる不思議なモデルだ。
同じデザインだが、カラーによって大きく表情が異なる「Professeur」。
生地の素材感やカラーの組み合わせ、カッティング技術といった様々なデザイン性が詰まった眼鏡は、まさにデザイナーの熱きパッションを感じさせられる渾身の一本である。
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